ネット際にポトリと落ちるドロップショット。
錦織圭選手の得意ショットで、幼少時代からよく使っていたそうです。
ただ、やみくもに打っても相手に拾われて逆にピンチになってしまいます。
ドロップショットが成功するかどうかは、場づくりで9割が決まるといっても過言ではありません。
この記事ではドロップショットを成功させるためのコツと準備についてお伝えします。
プロのドロップショット比較動画
錦織圭選手とノバク・ジョコビッチ選手のドロップショットの動画を紹介します。
錦織選手はドロップショットが決まっています。
逆にジョコビッチ選手は相手にドロップショットを拾われてしまっています。
どうしてこのような違いが出たのでしょうか。
ドロップショットを成功させるには、条件を整えておく必要があります。
相手がコートの外側にいる時がドロップショットの打ち時
ドロップショットはただネット際に落とすだけでは決まりません。
相手のポジションがコートの外側にポジションをとっているときに使いましょう。
ボールと相手との距離が遠いほうが追いつくのは難しいですよね。
逆に相手がコートの内側にいる場合、移動距離も短く拾われてしまいます。
深いボールを打って相手をコートの外に追いやってから、ドロップを打つようにしましょう。
ドロップショットはコートの内側から打つ
ドロップショットを打つ時は自分がコートの内側にいるときに打ちましょう。
理由は、できるだけ早く相手コートでツーバウンドさせるためです。
山なりで遅いボールのドロップショットは、滞空時間が長くなります。
バウンドするまでの距離が長いと、それだけ相手に返球する余裕を与えてしまいます。
ドロップショットを打つ時はコート内に一歩踏み込んで打ちましょう。
緩いボールに対してドロップショットを使う
ドロップショットは柔らかいタッチでネットの近くに落とす必要があります。
そのため相手のボールに球威があると、打つことは難しく
飛びすぎてしまったり、球威を殺しすぎてネットしたりとミスが発生してしまいます。
相手ボールが速い時は無理にドロップショットを打たずチャンスをうかがいましょう。
まとめ:ドロップショットを決めるため、場づくりをしよう
ドロップショットを決めるには場づくりがとても大切です。
1.相手をコートの外へ追いやる
2.自分はコート内で打つ
3.相手の球威がない時に打つ
これら3つの条件を満たすことで、ドロップショットの成功率はとてもよくなります。
ドロップショットでピンチを招かないように、しっかり場づくりを行いましょう!
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