テニスの大会に必ず一人はいるであろうシコラー。
この記事を読んでいるあなたはもしかしたら次のようなことで悩んでいないでしょうか。
・過去にシコラーに負けて悔しい思いをした
・シコラーが苦手でいつも苦戦している
今回はそんなあなたにシコラー対策をお教えします。
というのも、
僕も元々シコラーでベースライン付近でただひたすらボールを拾うという行為を繰り返していたから。
この記事を読んだからには、きっとあなたも以前より楽にシコラーを突破できるようになります。
ちなみに、シコラーなんて緩い球しか来ないんだから、
コントロールして打ち込めば普通に勝てるじゃんという方には役に立たないので悪しからず！
シコラー対策はシコラーの気持ちで考える
シコラーに勝つためにまず知っておきたいこと。
それは、「なぜ相手はシコラーになったのか」です。
その理由は簡単で、シコラーでいると勝てるからです。
特に、初中級の大会に多いシコラーの方々は、ただボールをつなげば勝手に相手がミスで自滅してくれるため、味を占めてシコラーになります。
ただ、逆に言えば、シコラーというプレースタイルでしか勝てないからということも考えられます。
強く打ち込むとミスしてしまう。ボレー、スマッシュは苦手。
だから、極力ミスをしない手段を選んで、相手にミスをしてもらうという戦法を取ります。
すると、意外にも勝ててしまうわけですね。
このようにして、多くの人がシコラーに目覚めていきます。
元シコラーが教える自慢のシコラー対策３つ
では、シコラーを倒すにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは、元シコラーの僕がされて嫌だったこと。
かつ、現在僕がシコラーに対して使って実際に有効だった対策を３つ紹介します。
明らかなチャンスボールを与える
シコラーにチャンスボールをあげましょう。
それも明らかなものです。
具体的にはチャンスボールを打つ球出しのような、山なりでサービスボックス内でバウンドするボール。
そんなボールを打ったらポイントが取られてしまうのでは？と不安に思うかもしれません。
でも、シコラーなら打ち込もうとしてミスするか、チャンスボールですらつなぐかのどちらかです。
つまり、チャンスボールを与えてもこちらが失点する確率は非常に低いということ。
過去に市民大会の中級クラスで優勝経験もあるシコラーにこの戦法を取りましたが、
何でもないただのチャンスボールでたくさんのミスをしてくれました。
シコラーにネットプレーをさせる
シコラーはベースライン～ベースライン後方にかけてが自分の居心地のいい場所です。
つまり、その居心地の良いエリアから引きずり出せば一気に不安になります。
そのためには、短いボールやドロップショットを使って前に引きずり出す必要があります。
あとは、適当にバックのハイボレーでも打たせておけば勝手にミスをしてくれるでしょう。
シコラーはボレーが苦手なため、ボディを狙ったりローボレーをさせたりするだけでも十分です。
ただ、前におびき寄せても、またベースラインに戻る熱心なシコラーもいます。
その場合は、別の戦術をとる必要があります。
自分がネットに出る
自分がネットに出ることで、シコラーにパッシングショットを打たせる戦略も有効です。
シコラーは受け身の戦略であり、相手のコート内に返すことを生きがいとしています。
逆に、自分から攻撃する能動的なプレーをあまり得意としていません。
ネットに出ることでシコラーに、ある程度スピードのあるボールをコントロールさせるのです。
普段、相手のコートに返しているだけのシコラーからは厳しいボールはきませんし、
焦ってミスをしてくれることもあります。
シコラーより先にミスをしたら負け
対シコラーで一番してはいけないのは、自分から無理に攻めてミスをするということ。
相手のミスこそがシコラーの一番の喜びであり、勝ちパターンだからです。
こちらから緩いボールを打ってもポイントを取られることはないので、
確実に攻められるボールが来るまでこちらも辛抱強く応戦しましょう。
まとめ：シコラー対策は相手にプレーを選択させること
シコラー対策は意外と簡単で、相手にプレーを選択させればそれでいいです。
シコラーとの試合は気力も体力も使うなかなか難しいものとなりますが、
辛抱強く戦っていきましょう。
おすすめの対策３つをおさらいしましょう。
ぜひシコラー対策を実施して、シコラーに負けないテニスをしましょう！
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
テニスの人気ブログランキングはこちら
コメント