テニスで勝率をあげるためには、ミスしにくいプレーを選択しよう

勝ち方

試合でなかなか勝てない!

そんなあなたに、勝率の上がる考え方についてお話します。

 

テニスでボールを打つ技術が上がると、楽しくなってきますよね。

しかし、試合ではなぜか勝てないということはないでしょうか。

例えば、肝心なところでミスをしたり、相手より打てているはずなのに負けてしまったり。

 

そんなときは、自分が選択してきたプレーを思い返してみてください。

成功率の高いプレー」ができていたでしょうか。

僕は数年前まで、練習でも2回に1回しか入らないようなショットを選択していました。

当然、トーナメントで2回戦を突破できることは、ほとんどありませんでした。

しかし、「成功率の高いプレー」を意識してからは安定して勝利できるようになりました。

 

テニスでは1プレーごとに判断を求められます。

そんな時に、成功率の高いプレーを選択できれば、勝率も上がってくることでしょう。

試合でなかなか連勝できないなーと思う方は是非読んでいってください!

 

 

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試合では確率の高いプレーが求められる

「確率の高いプレー」とはどのようなプレーのことでしょうか。

例えば、相手のサービスをリターンするとき、次のどちらが成功率が高いと思いますか?

1.クロス方向へリターン

2.ストレート方向へリターン

 

 

 

正解は「1.クロス方向へリターン」するです。

その理由はコートの広さとネットの高さです。

まず、コートの奥行きは、クロス方向のほうがストレート方向より最大約1.4m長い。

tennis court size

そして、ネットの高さは、ネットの中央付近を通るクロスのボールはストレート方向より15cmも低い。

tennis net height

つまり、クロス方向に返すだけでコートの奥行きはラケット2本分、ネットの高さはボール2個分も違いが出てくるということです。

テニスの基本的な考え方として、クロス~センター方向に返球するという癖をつけましょう。

 

 

確率の高いプレーが必要な理由

では、なぜ確率の高いプレーが必要なのでしょうか。

その理由は、テニスはポイントを積み重ねないと勝てないということです。

たとえ、50%の確率で入るショットで1ポイントとれたとしてもそれだけでは勝てません。

1セットを取る場合、最短でも4×6=24ポイントとる必要があります。

コイントスで例えると、表か裏かを24回あてなければなりません。

仮に1回勝てても、2回戦、3回戦となると勝つのは難しくなるでしょう。

つまり、確率の低いプレーでは連勝するのは非常に難しいということです。

 

 

賢くリスクを取ろう

試合中、確率の低いプレーをしてはいけないのかというと、そんなことはありません。

余裕があるときは、多少リスクを冒してポイントを取りに行くのも良いでしょう。

試合に勝てる選手と負ける選手の違いは、リスクを取るタイミングです。

負ける選手はどんな時でもリスクをとってプレーしようとします。

それに対し、勝てる選手は自分に有利な状況でリスクを取ります

例えば、40-0でリードしているとき。

そういうときは、多少成功率の低いプレーをしてもゲーム的にも心理的にも負担が少ないためリスクを冒しやすいです。

逆に、0-40で負けているときにはリスクの高い一発逆転のショットを狙わないようにしましょう。

ほとんどの場合ゲームの流れは変わりませんし、相手に簡単にゲームをプレゼントすることにもなりかねません。

 

 

試合でミスを減らすために必要な2つの「狙わない」

試合でミスを減らし成功率をあげるには具体的にどのようにすればよいでしょうか。

安定して勝てるようになるまでは、まず、次の2つの「狙わない」をするようにしましょう。

コートのぎりぎりを狙わない

試合中、あなたはどこを狙っていますか?

コーナーに打ったボールがサイドアウトして、狙いすぎたなーと思うことはないでしょうか。

もし思い当たる節がある人は、狙いどころをもう少しコートの内側にするといいかもしれません。

具体的にはサイドライン、エンドラインの内側0.5~1mあたり。

このように狙いどころを変えるだけで、ミスをする確率はぐっと下がります。

ぎりぎりを狙わないとエースが取れないと思うかもしれません。

しかし、コーナーぎりぎりを狙うより相手を左右に振ってオープンコートを作るほうがいい場合が多いです。

実際、プロの試合を見ていると、意外とぎりぎりをついているボールは少ないことがわかります。

無理に厳しいコースを狙うより、成功率の高いプレーでオープンコートを作るよう意識しましょう。

 

無理にカウンターを狙わない

相手に追い込まれたとき、カウンターで一発逆転をしようとしていませんか?

カウンターは決まると気持ちいいですが、それだけリスクも高いです。

普段からカウンターの練習をしているのであればよいですが、試合でいきなりカウンターを狙うというのはやめましょう。

ではどのように対策するかというと、ロブで深いコースに返したり、スライスで時間を作ったりしましょう。

相手も100%決めれるわけでもないですし、何球も返球されると相手も動揺します。

守るべき時は一球でも多くコート内に返球することを意識しましょう。

 

まとめ:成功率の高いプレーをして、勝率をあげよう

テニスで安定して勝利するために、成功率の高いプレーべきだとお話ししました。

そのために、まずは次の3つを意識してみましょう。

・クロス方向を戦術の基本とする

・ラインぎりぎりを狙いすぎない

・無理にカウンターを狙わない

成功率の高いプレーが増えていけば、だんだんと試合に勝てるようになってくるでしょう。

あなたも堅実なプレーを身につけて、1試合でも多く勝てるようにしましょう!

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