テニスの試合中、あなたはどんな考え事をしますか?
腕の位置はココで、ラケットの面の向きはこう
次のボールでミスをしたらどうしよう
もし、上で紹介したようなことを考えているのであれば、今すぐやめましょう。
様々な考えはあなたのパフォーマンスを落とし、負ける確率をあげてしまいます。
今回は、テニスのプレー中に考えてはいけないことを紹介します。
もし、1つでもあてはまるものがあれば、少しずつ直していきましょう。
“Don’t think!! Feel!! (考えるな!感じろ!)”
ボールの打ち方を考えてはいけない
ミスをした時、さっきのボールをなぜミスしたのかを考えながら、確認するように素振りをしていませんか?
腕の位置や手首の角度、さらには、つま先の向きまで。
気になりだすと、きりがありません。
さて、突然ですがここであなたに質問です。
あなたの舌先は今どこにありますか?
舌先の位置を考えると、なんだか気になって仕方ないですよね。
また、収まりが悪くて気持ち悪いような気もするかもしれません。
テニスのスイングもそうです。
色々な体の部位の使い方を意識しすぎると、逆にぎこちなくなってしまいます。
その結果、筋肉は緊張して動きもギクシャクして、ミスにつながります。
いつも練習中に無意識でしているように、リラックスしてボールに集中しましょう。
観客の視線を気にしてはいけない
大会に行くと、自分の試合を待っている人は他の人の試合を見ていますよね。
周りの人の視線が気になって、思うようにプレーできない。
なんてことはないでしょうか。
そんなあなたに朗報です。
他の人はあなたのプレーのことなど、ほとんど覚えていません。
もし、あなたのプレーを見て、何か思ったとしてもすぐに忘れてしまいます。
逆に考えてみてください。
あなたは、今までの大会などで誰かのプレーを覚えていますか?
その人の名前は?どんなフォームだったか?
恐らく、ほぼほぼ覚えていないのではないでしょうか。
僕自身、人の目をとても気にして全然思うようにプレーできない時期がありました。
でも、ふと思い返してみると試合会場の誰かのことなんて全然覚えていなかったのです。
そう考えると気が楽になり、次第に周りの目も気にならなくなりました。
今日以降、試合でどこ誰かもわからない人たちの視線を気にすることはやめましょう。
ありもしない不幸な未来を考えてはいけない
さて、チャンスボールが来ました。あなたはどう考えますか?
ミスしたらどうしよう。と不安な気持ちになることはないでしょうか。
もし、ネガティブな感情を持ってしまうようなら考え方を改めましょう。
ここで、あなたにひとつ試してほしいことがあります。
まず、右手の平を上に向けてください。
そしてそこに梅干しが山盛り乗っていることを想像してみてください。
真っ赤ですっぱそうな梅干しが、あなたの右手に今にもこぼれ落ちそうなくらい。
どうでしょう?よだれが出てきませんか?
人の脳は錯覚を起こします。
つまり、ミスをする未来を思い浮かべると、その通りになってしまうこともあるのです。
もし、未来のことを考えるのであれば、よいことを考えましょう。
脳が錯覚し、あなたのパフォーマンスを引き上げてくれることでしょう。
まとめ:プレー中は”今ココ”に集中するのが正しいメンタルコントロール
テニスはメンタルが重要なスポーツです。
よく、ゾーンに入ったと呼ばれる状態では、何も考えていない状態でもあります。
つまり、考え事をしているときはゾーンから最も遠い状態とも言えますよね。
試合中は“今ココ”に集中して、自分の持てる力を存分に出し切りましょう!
“Don’t think!! Feel!! (考えるな!感じろ!)”
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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