大坂なおみ選手、全米オープンで優勝しましたね。
つい嬉しくて、大坂なおみ選手と同じガットを張ってしまいました。
プロが張っているガットって聞くとなんだか高そうだと思いませんか?
多くのプロはナチュラルガットと呼ばれる高価なガットを使っています。
しかし、大坂なおみ選手のガット代は、一張りあたり定価で¥2,550だったんですよね。
ということで、実際に打ってきたのでレビュー記事書きます!
大坂なおみ選手は、縦と横で違うガットを使用するハイブリッド張りをしています。
僕は普段、縦も横も同じガットなので、その違いもお伝えできればと思います。
大坂なおみ選手のガットのカスタマイズとは
大坂なおみ選手のカスタマイズは次の通りです。
メインにポリガット、クロスにナイロンガットを張っています。
メインストリング(縦ガット)
名前:POLYTOUR PRO 125(ポリツアープロ 125)
素材:ポリエステル、モノフィラメント
定価:¥2,300(税抜き)
メーカー:ヨネックス
クロスストリング(横ガット)
名前:REXIS 130(レクシス 130)
素材:ナイロン、マルチフィラメント
定価:¥2,800(税抜き)
メーカー:ヨネックス
※画像はREXIS 125です。
ガットのハイブリッドとは
ハイブリッドとは縦糸と横糸で違う種類のガットを張ることを言います。
特徴はそれぞれのガットのいいとこどりができるということです。
縦と横でそれぞれの特徴を活かしやすいように、組み合わせるのがコツです。
ガットは基本的には縦糸で打球して、横糸がその縦糸を支える役割をしています。
大坂なおみ選手のカスタマイズでは次のような特性のガットで組み合わせています。
縦:耐久性が高く飛びが抑えられるポリエステル
横:打球感の良いナイロンのマルチ
ハイブリッドでガットを張りたいときは、テニスショップに行って
「ハイブリッドで張ってください」
とお願いしたら、基本的には対応してくれます。
参考
ガットは大まかに3種類(ポリエステル/ナイロン/ナチュラル)あり特徴は次の通り。
打球感:(固い)ポリエステル>ナイロン>ナチュラル(柔らかい)
耐久性:(高い)ポリエステル>ナイロン>ナチュラル(低い)
価格 :(高い)ナチュラル>ナイロン>ポリエステル(低い)
※耐久性とはガットの切れにくさのことです。
大坂なおみ選手と同じガットの打球レビュー
実際にガットを張って使ってみました。張りの強さは50lbsです。
ボールを打った時にまず感じたのは、縦糸はポリなのに想像以上に柔らかい打球感。
普段はポリ×ポリなので、横をナイロンマルチに変えるだけでこんなに違うのかと驚きました。
そして、特によかったのはフラットドライブ系の打球を打った時です。
ボールに対して厚いあたりをすると適度なスピンかかりつつ強烈なボールが飛んでいく。
フラットドライブ系で打った時の打球感は病みつきになりました。
また、ゲージが太めなこともあり飛びは少し抑えられていました。
そのため、回転量を多くしたいというより、大坂なおみ選手のようにフラットドライブ系の打球を武器に戦っていきたい人にオススメできるガットでした。
耐久性は日を開けて合計10時間くらいプレーしましたが、まだ切れることはなさそうです。
週1回、2時間程テニスをする人なら、2か月は持つでしょう。
まとめ:大坂なおみ選手のカスタムはフラットドライブがイイ!
実際に使ってみた感想としては、
ポリ×ナイロンマルチのハイブリッドはポリの硬さが取れて、ナイロンマルチほど飛ばないのでとても扱いやすかったです。
大坂なおみ選手が全米オープンの時、強烈なサーブとストロークを武器に戦えていた理由が少しわかった気がしました。
ポリツアープロ 125 × レクシス 130のハイブリッドは次のような方にお勧めです。
・自分から強いボールを打っていける方
・ポリが好きだけど、ポリだけでは打球感が固くて怪我をしそうと思う方。
・ナイロンマルチだけではガットがすぐに切れてしまうと思う方。
興味のある方はぜひ試してみてください!
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