知らないあなたは損してる!?テニスのオーバーネットのルールとは

ルール

テニスにはオーバーネットというルールがあるのをご存知でしょうか。

テニスをしていれば、名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。

実は、オーバーネットのルールって少し複雑なんです。

オーバーネットね。

ネットを超えてボールを打ったらいけないことでしょ?

もし、あなたが上の人と同じような認識であれば、試合でポイントを損しているかもしれません。

じつはネットを超えてボールを打っても良いケースがあるんです。

この記事では、そんなオーバーネットのルールについて解説します。

また、ほぼ確実にポイントをとれる方法についても紹介しますよ。

この機会にテニスのルールを正しく理解して活用しましょう!

 

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オーバーネットのルールとは

オーバーネットのルールは次の通りです。

オーバーネットのルール

 ボールがネットを超える前に、ラケットがネットを越えて相手コート上でショットすること。

 この場合、ショットした人は失点となる。

上記の文章で注目すべきなのは、「ボールがネットを超える前」という一文です。

つまり、「ボールがネットを超えた後ならラケットがネットを超えて相手コート上でショットしても良い

ということですね。

図で表すと次のようになります。

 

 

 

ほぼ確実にポイントをとれる打ち方

ボールが自分のコートでバウンドした後、ネットを超え相手側のコートに入ればチャンスです。

ボールをネット方向へ打球して、相手コートでバウンド⇒ネットにかかれば返球はほぼ不可能です。

言葉で説明するとわかりづらいので、次の動画をご覧ください。

※26秒あたりからスローのリプレイが流れます。

相手コートに戻ったボールをラオニッチがネットに当たるように打球していることがわかると思います。

こうなると相手は返球できませんよね。

ボールがネットを超えているときは、真横でも手前でも好きな方向にボールが打てます。

手前に打てなくても、オープンスペースに打つことができれば、ポイントはとれるでしょう。

 

 

使えるシチュエーション

相手の打ったボールが自分のコートでバウンドして戻るのは次のようなときです。

・風が強い日(風向きが自分⇒相手のとき)

・相手のミスショット

・バックスピンロブが浅く入ったとき

おそらく一番多いのは

風が強くて、バックスピンロブが浅いという状況でしょう。

常に相手のボールに対応できるよう準備しておきましょう。

 

ネットを超えて打つ時の注意点

相手がルールを知らない

一番多いのが、相手がルールを知らないこと。

これに尽きるんですよね。とにかくみんな知らない。

僕はあるセルフジャッジの大会で、オーバーネットのルールを使ってポイントを取りました。

しかし、相手選手はルールを知らなかったので

「オーバーネットだ!ルール違反だ!」

と、僕が何回説明をしても納得してもらえず、むしろ逆上するだけでした。

その時は、たまたま私たちの試合を見ていた人がルールを知っており、声をかけてくれたおかげで助かりました。

試合中にもめ事になると、あまりいい気持ちはしないです。

保険として、ルールブックを持ち歩くのも一つの手ですね。

 

タッチネットの危険性が上がる

ネットを超えたボールを打つ時に気を付けないといけないのが、タッチネットです。

理由は、相手のコートに戻ったボールを打つには、自分がネットに近づかないといけないから。

タッチネットとは、自分の体や身に着けているものがネットに触れると失点になるルールです。

特に注意が必要なのは、ラケットだけでなく、衣服等がネットに触れても失点になるということ。

せっかくの得点チャンスが失点になってしまわないよう気を付けましょう!

 

 

まとめ:オーバーネットのルールは有効に利用しよう

オーバーネットのルールについて正しく理解できましたか?

普段あまり使用することはないので、なじみのないルールだったかもしれません。

覚えておいてほしいのは、次の2つです。

・自分のコートでバウンド後、相手コートに戻るボールはネットを超えても打てる。

・ネットを超えたボールは手前方向に打って、ネットにかけるとよい。

いざというときに対応できるよう、普段からあらゆる状況を想定して練習しておくことが大切です。

私も学生時代は、ネットの向こうにバウンドして戻ったボールを処理する練習をしていました。

ルールを守って楽しくテニスをしましょう!

 

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