『戦略脳を育てる テニス・グランドスラムへの翼』は錦織圭の元コーチが書いた指導者の必読書!

戦略脳を育てる テニス・グランドスラムへの翼 テニスの本

どのようにしたら、錦織圭のような選手を育てられるのか。

あなたはその方法に興味がありますか?

実は、錦織圭のジュニア時代のコーチ、柏井正樹さんが本を出していたのです。

その名も『戦略脳を育てる テニス・グランドスラムへの翼』。

トップテニスプレイヤーのなかで一人だけ身長が170cmと比較的小柄な錦織圭選手。

しかしながら、持ち前の戦略脳で上位選手を倒していきます。

では、柏井コーチはどのようにして錦織圭の戦略脳を育てたのでしょうか。

スポーツをしている、いないに関わらず人を育てる立場にいる人は読んで損はない一冊です!

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『戦略脳を育てる テニス・グランドスラムへの翼』はこんな人におすすめ

『戦略脳を育てる テニス・グランドスラムへの翼』では、どのように選手の戦略脳を育てるかや、錦織選手のジュニア時代の様子について書かれています。

おすすめするのは次のような人です。

・何かを教える立場にいる人(スポーツでなくてもよい)

・子供を持つ親

・錦織圭選手のジュニア時代に興味がある人

なかなか選手が成長しないというスポーツの指導者や、子供が自分で考えて行動をしないと悩んでいる親御さん。

この本には、選手がどのようにすれば考えるようになるか。ということが多く書かれています。

もしかしたら、現状を打開するヒントがこの本から得られるかもしれません。

もちろん、テニスをしている人は、純粋な読み物として楽しめます。

テニスの具体的な戦略やボールの打ち方を知りたい人は物足りないと感じるかもしれません。

戦略脳を育てる テニス・グランドスラムへの翼

 

『戦略脳を育てる テニス・グランドスラムへの翼』の良いところ

読みやすい

この本の良いところは非常に読みやすいということ。

ジュニアを指導するだけあり、子供にもわかるような言葉でかかれています。

そのため、内容がすらすらと頭のなかに入ってきます。

 

テニスをしていない人でも楽しめる

また、テニスをしていない人でも楽しめるということ。

実際、僕の妻(テニス未経験)も一気に読んでいました。

内容は指導者向けのものが多く、それらはスポーツ以外にも応用できるような書き方になっています。

ちなみに僕は選手としてテニスをしていますが、それでも多くの気づきがありました。

 

錦織圭のコーチ、柏井正樹コーチとは

錦織圭の元コーチといえば、どんな人を思い浮かべるでしょうか。

なんと、この柏井コーチは大学生になってからテニスを始めたそうです。

しかも、高校生時代の部活はスポーツとかけ離れた文芸部。

そんな柏井コーチですが、中国地方のジュニアチャンピオンをほぼ毎年輩出しており、指導力の高さがうかがえます。

「どうすれば選手の戦略を考える力を伸ばせるか。」を第一に選手一人ひとりにあわせて指導する人でした。

戦略脳を育てるためにどう指導したらいいかがこの本には凝縮されています。

 

『戦略脳を育てる』とは

本のタイトルにある『戦略脳を育てる』とは、自分で考えて行動できるような人を育てる

ということだと思いました。

スクールで指導することはできても、実際に考え行動するのは選手自身です。

どうすれば選手が考えるようになるか。

また、考える力をどのようにしたら伸ばしていけるか。

その方法について、コーチ目線から分析して経験したことが凝縮されています。

 

 

まとめ:人を育てる立場にいる人の必読書

戦略脳はテニスだけでなく、人が成長するうえで誰しも必要なものだと感じました。

そして、その戦略脳を育てるにはどうすればよいかがこの本を読むことで理解できることでしょう。

人を育てる立場にいる人にはぜひ読んでほしい一冊でした!

 

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