試合で勝てない理由は、練習のための練習をしているから

practice for game 練習方法

練習では相手に打ち勝つことができるのに、試合になるとポイントが取れないということはありませんか?

私の場合、

 

ま、緊張していたし仕方ないか。

たまたま調子が悪かっただけでしょ^^;

 

と考えることが多かったです。

が、

実際は緊張したせいでも、調子が悪かったせいでもありませんでした。

私は、試合のための練習ではなく、練習のための練習をしているという

罠にはまっしまっていたのです。

本記事では私の失敗を踏まえて、

練習のための練習から抜け出す練習のやり方と心構えを紹介します。

私はこの方法で考え方を変えてからは、試合で思ったよりうまくいかないと考えることが少なくなりました。

いつもしている練習メニューでも活用できると思うので、まずはご一読を!

 

 

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試合に勝つための練習をしよう

私は、テニスをするのが上手になるために練習していました。

ただ、試合に勝てるような練習ができていたかというと、そうではありません。

 

例えば、私が参加しているサークルでいつもする練習を紹介します。

1.ミニラリー

2.ストレートラリー

3.クロスラリー

4.ボレー、スマッシュVSスロトーク

5.サーブリターン

6.ゲーム

 

特にめずしい練習メニューではないかもしれません。

実際、プロが試合前に練習するメニューもほとんど同じですよね。

ただ、プロと私たちでは目的が違います。

プロは試合前のアップとして上記のメニューをこなします。

私は試合で勝つための練習としてアップのメニューをしていたんですね。

これでは、ボールを打つことは上手になるかもしれませんが、試合でポイントを取る力はつきにくいです。

 

試合で使わないプレーの練習はしない

練習では無理にラリーを続けるのではなく、

いったんプレーを切って仕切りなおすようにしましょう。

相手と1球でも多く続けたほうが練習になる。

そんな気持ちで練習をしていると、次のようなプレーが多くなってしまいます。

・アウト、フォルトでもラリーを続ける

・ツーバウンドしたけどラリーを続ける

・相手が返球しやすいようにボールを打つ

確かに、多くボールを打てるのは良いことです。

しかし、これらの練習で得た技術は、実際の試合では使用することがありません。

ツーバウンドのボールを打つことはもちろんないですし、相手が返球しやすいようにボールを打つような人もいないですよね。

練習の1つ1つをゲームの一部と考え、試合で使わないプレーの練習はしないようにしましょう。

 

 

試合の状況を想像しながら練習をしよう

練習中に試合のことを意識すると、緊張感をもって練習ができます。

もっとも簡単なのは、カウントを意識してプレーするということです。

具体的には、次のように考えます。

・40- 0 で余裕があるので積極的に打っていこう

・15-30 で次ポイントを取られるとブレークされるので、確率の高いプレーをしよう

練習中にポイントを意識するだけで、試合で同じ状況に置かれた時にも落ち着いてプレーすることができます。

また、例えばクロスラリーでのポジションについては

センターマークとサイドラインのちょうど真ん中

ではなく

ベースラインのセンターマーク寄り

にポジションをとるということをするだけでも、移動しながら打つ練習になります。

他にも決めた球数でポイントを取りに行ったり、つなぐボール、決めるボールで打ち分けるなど練習方法は色々あります。

 

 

まとめ:試合で勝ちたいなら練習のための練習をやめよう

今回は練習のための練習にならないために、意識することを紹介しました。

まとめると次のようになります。

1.練習は練習、アップはアップで考え方を変えること

2.ラリーを無理に続けず、試合で使うスキルの練習をする

3.試合の状況やポイントを練習でも常に意識する

練習の時から試合を意識することで、試合中に同じような状況になったときも落ち着いてプレーできますよね。

少し練習方法と考え方を変えるだけで、練習の効率も試合の勝率も変わってきます。

練習のための練習から脱却して、試合で勝てる練習ができるようにしましょう!

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